トランスフォーム
株式会社シーエーティ
太田 雄介
村上 葉月
大阪市内で理美容室から物販店舗まで、さまざまな商業施設の設計・デザイン・施工を手がけている。
あったら素敵！を
詰め込みました
ぼくたちは、WAY OUTの内装設計・デザイン・施工を担当させていただきました。コワーキングスペースの内装は、自分たちにとっても初めての経験。まずは調査ということで、さまざまなコワーキングスペースを利用してみることからはじめました。
そこで気づいたことや、こんなコワーキングスペースがあったら素敵だろうな、ということをWAY OUTには詰め込んでいます。個別ブースと共用スペースのバランスや靴を脱げる掘りごたつ風のスペースなど、オーナー様と何度も打ち合わせを重ね、細部にわたりこだわりました。
移動先に
WAY OUTがある幸せ
ぼくたちは仕事柄、内装を手がける店舗などの施工現場を訪れることが多いため、現場先や移動先にWAY OUTのようなコワーキングスペースがあると非常に助かります。また、毎日仕事をしている事務所で考えるのと、外に出て考えるのとでは、新鮮な気持ちになりアイデアの出方もまたちがいます。社内のメンバーとも事務所にいるより話しやすいときもありますし。オープン前からWAY OUTに携わらせていただきましたが、お仕事をするうえでさまざまな出会いがありました。これからも、人が出会い、新しい仕事が生まれる場所でありつづけてほしいと思います。
人との交流と
仕事への集中を両立
店名のWAY OUTに込められたコンセプトにはもちろん意識して設計・デザインしています。この場所がハブになり、入ってくる人、出ていく人が交流する。そんな場所になるよう、スペースの周囲をぐるっと廊下にしています。
一周まわれる通路にすることで、自由に動きやすく、それでいてフリースペースで仕事をしていても誰かに横切られることはありません。つまり、「人との交流」と「仕事への集中」が両立できる空間に意図的にデザインしています。